ご挨拶
成人看護学領域では、より良い看護実践を実現するために、病いを患う人々の経験の理解に関心を向けています。
人々は、生活をしながら、病院や施設などで治療を受けたり療養をしたりしています。その経過の中で、同じような病い経験をした者が
集まって患者会・家族会を作ったり、生活の知恵を交換し合ったりもしています。研究科の授業や演習では、こうした経験や営みを理解して
援助を行うための思想や理論、方法論について検討します。
他方で、看護実践の編成のされ方にも関心を向けています。これは、看護の「実践知」を探求することにも繋がります。
看護職の皆さんは、実践において、まずは患者の状態の方に関心を向けています。そのため、自分自身がいかに実践や経験をしているのか
について、自覚したり言語化したりすることは難しいのではないでしょうか。
成人看護学領域では、授業や演習での議論、文献レビューや調査などを通して、自分のものの見方や実践の仕方を捉え直し、そのうえで、
看護実践の新たな見方や技術を創造することをめざします。さらに、こうした知恵や技術を“継承”していくための方法論について検討します。
これらの検討をもとに、各自が研究課題に取り組み、看護実践現場での問題解決能力、教育、指導力の向上を目指します。
さらに、成人看護学の新たな知恵を創造します。
News おしらせ
2021年12月19日(日)に第3回TMUがん薬物療法看護セミナーを開催します
大学院生も発表します!
2021年12月4日(土)に第41回日本看護科学学会学術集会で修了生が交流集会を行います
2021年9月27日(月)に学位授与式が行われました
2021年9月25日・26日に夏合宿を行いました
2021年3月21日(日)に学位授与式が行われました
2021年3月13日・14日に春合宿を行いました