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​成人看護学特講・看護哲学

 病いや障害をもつ人々への接近は、それを行う看護職の視点なしには成り立ちません。

そのため、病い経験の理解、および実践経験を議論するために必要な思想を検討しています。

 文献、および著作を精読し、哲学的な議論とその枠組みについて検討しています。

 また、哲学的な議論の視点と看護学との接点について検討しています。​

【使用テキスト】

  • M・メルロ=ポンティ  「知覚の現象学」 竹内芳郎・小木貞孝共訳 みすず書房

  • エトムント・フッサール 「イデーンⅡ-Ⅰ」 立松弘孝・別所良美共訳 みすず書房

  • ハイデガー       「存在と時間Ⅰ」 原佑・渡邊二郎訳 中央公論新社(中公クラシックス)

成人看護学特講演習

 学生個々人が関心をもっているテーマ・課題について、先行研究のクリティークや文献レビューをします。

 また、​それぞれの研究課題に即した研究デザインの検討をし、具体的に研究を展開していきます。

​ そのうえで、研究計画、方法論の検討、論文投稿、修士論文、博士論文など、学生の進捗状況に応じた発表をそれぞれが行ないます。

  • 春と夏に“合宿”と称して、テーマを決めた取り組み等々、行なっています。

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